抜け毛・薄毛の基礎知識

抜け毛・薄毛の基礎知識

抜け毛 薄毛 髪の毛は、爪と同じように肌の角質層が変化してできた皮膚の一部です。
主成分はタンパク質のなかでも硬く強度のあるケラチンです。
地肌から上に出ている髪の毛部分(毛幹部)、地肌の内部にある部分(毛根部)に区別されます。
毛根部の根元にある球形のふくらんだ部分を毛球といい、ここで髪の毛が作られます。
毛球の先は内側に凹んでおり、この部分に毛乳頭があり、周辺の細胞を毛母細胞といいます。
この毛乳頭が毛細血管から運ばれてくる栄養や酸素を取り入れ、毛母細胞に受け渡し働きかけることで、細胞分裂がおこります。
そして細胞分裂によって作られた組織が上へと押し上げられ髪の毛となります。
また、髪の太さには個人差が大きく、また同じ人でも年齢によって変化します。
0.05~0.15ミリと言われており、コルテックスの量が大きくかかわります。
男性も女性も年齢が20代~30代を境に髪が細くなってきます。
実際には脱毛していなくても、髪が細くなったことによって薄毛と感じることもあります。

毛幹部は3層構造

毛幹部の構造は、外側を毛表皮(キューティクル)が覆い、内側に毛皮質(コルテックス)、中心部に毛髄質(メデュラ)という3層構造になっています。
すべて約18種類のアミノ酸で構成されています。

■毛髄質(メデュラ)
少量のメラニン色素を含み、立方体形の細胞が蜂の巣のように並んでいます。
この立方体形の内部には空気をとおす穴があいており、その空気穴に空気がたまることで直射日光の熱から頭部を守っています。
産毛や細い毛などは毛髄質がみられないこともあります。

■毛皮質(コルテックス)
メラニン色素を含む細い繊維状のタンパク質が束になっています。
このメラニン色素によって髪の毛の色が決定されます。また紫外線から地肌を守る働きもあります。

■毛表皮(キューティクル)
一般的にキューティクルと呼ばれ、髪の表面を魚のウロコのように固く透明な細胞が重なり合っています。
ウロコ状になっていることで、外部の刺激などから髪の毛を保護し、髪の毛の内側から栄養素が逃げにくい仕組みになっています。